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いつも心にプーリアを
by amopuglia
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"CADO DALLE NUBI"
"CADO DALLE NUBI"というイタリア映画、観たことがありますか?
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主人公はPuglia州Bari県Polignano a Mare出身で、歌手志望の30歳Checco(ケッコ)。

Polignano a Mareはアドリア海沿いの町で、夏場は海水浴客ですごくにぎわいます。
昼間はおじさんの壁塗りの仕事を手伝い、夜はレストランでピアノの弾き語りをする毎日。
もう6年(正確には6年と7カ月)も付き合っている彼女がいるのですが、
ある日「30歳にもなって、いつまで夢見てるのよ!」とあっさりふられてしまいます。
傷心のCheccoは、それでも歌手になるという夢をあきらめられず、
従兄のAlfredo(アルフレード)を頼り、Milanoへ行くことに・・・。

Checcoを演じているLuca Mediciも監督のGennaro Nunzianteも実際にBariの出身で、
PugliaからMilanoに出たら・・・という辺りの色々が本当にうまく描けていると思います。
生き方や考え方などなど「あ~、こういう友達いる!!!」っていう感じ。

その中でも特に、私が気に入っているのは、やっぱり食事のシーン。
Polignano a Mareを出発するとき、車に大量の荷物を積んでいたChecco。
Milanoに着いた晩、Alfredoとその恋人と囲んだ食卓に出ていたのは・・・、
Pugliaから運んできたお母さん手作りのorecchietteとチーズとパン!

そしてMilanoで好きになった女の子の家に押しかけたときも、
実家からわざわざ届けてもらったorecchietteやチーズ、あのパンを持参していました。

ちなみにPugliaの一般的なパンって、こんなに大きいです。
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これで1キロくらいかな(分かりにくいんだけど、横に日本の5円玉置いてみました)。
とくにFoggia県、Bari県やTaranto県の平野部では良質な硬質小麦がたくさんとれるので、
それで焼くこのパン、一度食べると病みつきになるくらい、本当に美味しいんですよ。

イタリア人って、その土地の食材や料理を大事にしている、ということはよく言われますが、
この1年半Pugliaの人たちと過ごして、それを実感することができました。

BariからMilanoへ向かう列車の中で、Pugliaのおばちゃん3人と一緒になったときのこと。
全員北イタリアに住む子供のところへ行く途中だったのですが、みんな荷物がすごく多い!

「息子の所へ行くたびに、荷物が多いと怒られるのよー」
「うちもそうよ、オイルだってパンだって北にもあるんだからって言われるんだけどねぇ」
「やっぱり、全然違うから!」

ということで全員一致していました。

もちろん心の中で"Cado dalle nubi"を思い出して、にやけていた私のスーツケースの中も、
そんなおばちゃんのひとりである、Carmelo母(プラス父)のおかげで、
Puglia食材でいっぱいだったことは言うまでもありません。ありがとう~~~!



日本語版がないのが残念!
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Top▲ | by amopuglia | 2010-12-14 12:42 | 日記
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