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いつも心にプーリアを
by amopuglia
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シリーズ町歩き Ginosa-1
先週の定休日は同じターラント県にある、Ginosa(ジノーサ)という町へ行ってきました。
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Ginosaは、お隣Basilicata州との境目ギリギリにある町で、
世界遺産で有名なMatera(マテーラ)からも20kmくらいの距離です。

今回、私の住む町からLaterza(ラテルツァ)というGinosaのひとつ手前の町まで
pullman(プルマン=町を結ぶ定期バス)で行き、
Laterzaからは迎えに来てくれた友達Maraの車でGinosaに向かいました。
イタリアでは、列車の駅が町から少し離れた郊外にあることも多いため、
町の中心地を通るpullmanを利用したほうが便利な場合があります。

この日はSITA(スィータ←発音注意!)という会社のMottola(モットラ)→Laterza線に乗りました。
この辺りは特に外国人は珍しいので、私がpullmanに乗るときは必ず「どこに行きたいの?」と
運転手さんに聞かれます。
自分の行きたい町と、降りたい停留所を伝えておくと、近づいてきたら運転手さんが教えてくれます。
Taranto(ターラント)方面には何度か行ったことがありましたが、
反対方向は、隣町のCastellaneta(カステッラネータ)までしか行ったことがなかったので、ドキドキ。
Maraに言われた通り「Laterzaの教会の前で降ります」と運転手さんに伝えて、
いちばん前の座席に座りました。
途中、知り合いのおばさんが乗ってきたので、おしゃべりしながらLaterzaまで、30分。
Castellanetaを過ぎた辺りの畑の風景がとても気に入って、窓に張り付いて見ていました。

指定された停留所で降りたら、反対側に停めてあった車から女の子がひとり降りてきて、
こっちに向かってきました。実は彼女、友達とは言っても、会うのは今回が初めて。
年末に、Maraのお母さんと偶然知り合いになり、
「うちの子が日本語勉強してるから、一度遊びにいらっしゃいよ」と言われ、
何度か連絡を取り合って、今回初めて会うことになったです。
この停留所で降りたのは私ひとり、そして見るからにアジア系の私。Maraもスグに分かったようでした。

ひと通り挨拶をして、Maraの車でGinosaへ向かいました。
家へ案内してもらってから、さっそく町へ。
gravina(グラヴィーナ=石灰質の峡谷)があるとは聞いていたけど・・・、
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うちの町のgravinaよりも規模が多くて、洞窟住居もたくさん。まるで小さめのMateraのよう。
現在はこの谷の上へ居住スペースが移っていますが、
昔はこの谷の内側の部分だけがGinosaの町だったそうです。
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こちらは旧市街から見えるいちばん右側の斜面。
真ん中より少し上左手の斜面に、3つの洞穴があるのが分かりますか?
この中は洞窟教会になっていて、壁画なども残っているそうです。
今でも中に入ることができ、地元の学生は学校をさぼった時によくここに潜んでいるとか(怖)。
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このgravinaを見渡せる場所に立つのが、この教会Chiesa Madre(キエザ マードレ)。
現在修復中とのことでしたが、中は見学できるということで・・・Maraの知り合いのおじさんと一緒に中へ。
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この部分が教会のいちばん古い部分。Ginosaの住民が増えるに従って、今はこの3倍の広さ。
ちなみにこの教会は、土地の有力な人たちのお墓の上に建てられているそう(怖)。
何度も塗り重ねられた壁や天井を丁寧にはがしていくと、
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ラテン語で書かれた文章や
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壁画(1598年に描かれたもの)が。
真ん中に描かれた聖母マリアのお腹が膨らんでいるのがよく分かります。
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天井部分。この教会の天井、星模様(左側)で可愛い♪なんて思っていたんですが、
これもあとから塗り重ねられたものでした。オリジナルは右側のフレスコ画。
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こんな感じです。
この2つの窓も後年になり作られたもので、オリジナルのフレスコ画が切り取られてしまっています。
他の部分も扉を付けるために大きく破損してしまったり、
塗り重ねられてしまっているところが多く見られました。

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外に出てみるとビックリ、もう陽が落ちかけていました。
いつも「食べる」ことを主目的に出かけている私、おまけにカトリックではないし・・・。
教会に入ることって何となくためらっていました。
しかし今回、こうしておじさんのガイドを聞きながら、久しぶりに教会へ入り、分からないなりに絵画に触れ、
町と教会の歴史などを聞いてみて、改めて外に出て町を見ると、
Ginosaという町を少しだけ理解できたような。 ま、気のせいかもしれませんが。

長くなってしまったので、2つの記事に分けます♪
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Top▲ | by amopuglia | 2010-02-04 02:23 | 町歩き
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